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対象ソフトの選定基準

前提

ご利用ID数の規模

対象規模

今回の調査では、対象を20~50名程度としました。

規模が大きくなってくると使い勝手などが異なってくることがあり、それにより比較も異なってくるからです。

使い勝手が異なってくる部分

規模が異なる場合、具体的には、「管理者権限の分散」「各機能ごとの設定権限」「一覽表示のUI」など部分の設計が異なってきます。

  • 管理者権限

規模が多いと社員やグループを管理する管理者権限が多くの人に分散して付与する機能が必要となります。

  • 各機能ごとの設定権限

規模が大きな組織の場合、事業部ごとに機能の使い方が異なるケースがあります。

  • 一覽表示のUI

50人であれば、全員が一覽にて表示されても十分見ることができますが、1000人となると一覽表示を行うことすらできなくなります。検索などの機能が各部分に必要となります。

今回とりあげたサービスでの推奨規模

今回とりあげた3つのサービスでの推奨規模は、以下の通りとなっています。

サイボウズ:~300名にて推奨。300名以上ではサイボウズガルーンが推奨のプロダクトとなります。

Google Apps:~50名が無償でのご提供となります。システムの規模としては、千人/万人単位でも同一UIにて対応可能です。

iQube:~1000名程度が対象になります。

設置型/ASP型

グループウェアの設置型およびASP型の両方の検討がありうることから、両方のサービスを用意しました。

それぞれの提供方法について

  • 設置型

ソフトを購入した上で社内の環境や社外のIDCなどに設置を行う方式です。

初期費用のみでサービスをご利用できたり、

自社でソフトのセキュリティレベルをコントロールできたり、といったメリットがあります。

反面、セキュリティの知識がないと逆に危険であったりコストが掛かったりしてしまいます。

より大規模な会社が選択するケースが多いと想定されます。

  • ASP型

クラウド型やSaaS型などとも呼ばれています。

初期費用はかからず、月額費用のみで利用できるため、トライアルとしての利用のハードルは低いです。

またセキュリティや回線やサーバーのことには一切気遣う必要がありません。

逆に、利用を続ける限りは、毎月一定のコストが掛かってしまうのが問題です。

より小規模な会社が選択するケースが多いと想定されます。

具体的な選定の視点

国内スタンダードなサービス

まずは国内でトップシェアを持つサイボウズをピックアップしました。

サイボウズは、主に設置型で提供されています。そういう意味では設置型の代表格になります。

国内でメジャー且つサイボウズに並ぶものとしてデスクネッツというサービスがあります。

デスクネッツは、サイボウズのプロダクトに近い機能であり提供形態ですので、本稿では取り上げていません。

またIBM社が提供するLotus Notesというプロダクトもメジャーです。

これは、オフィスにあるデスクトップやノートパソコンのパソコンにソフトをインストールする必要があり、そういう意味では、現在のようなブロードバンドのインターネットの環境が出来る前までは世界でもっとも普及しとソフトであったと考えれられます。

海外からのサービス

海外からのサービスとしては、Google Appsを選定しました。

本サービスは、Googleのサーバーを使ったASP型の提供となります。

特に50IDまでは無料で利用することができるということで、今回の想定規模には、非常に金額的にはメリットがあります。

その他に、海外からのサービスとしては、以下のようなものがあります。

  • Salesforce.com

基本的には、CRMソフトですが、スケジュール管理機能なども実装されています。他のグループウェアに比べて価格は高くなります。

  • ZOHO

無料でも一定程度利用することができるサービスで、各機能ごとに分かれています。

ASP型/クラウド型/SaaS型のサービス、国内新興企業

2008年頃より、国内にてブロードバンドの環境が整ってきた時代背景に伴い、ASP型の提供形態にて、低価格、スピーディに導入のできるサービスが増えてきています。特にスピードの早いベンチャー企業が多く参入してきています。

どのような企業も無料利用期間を設定しているため、気軽に機能のチェックをすることが可能になっています。

今回は、その中で全般的に機能の完成度が高くバランスが取れているサービスとしてiQubeを選定いたしました。

その他に、ASP型で主に国内新興企業によるサービスとしては、以下のようなものがあります。

  • AIPO

オープンソースの設置型のサービスとして無料で配布してきたサービスを、有料にてASP型で提供しています。

無料版は、オープンソースでもありカスタマイズも可能になっています。

  • Gridy

無料版と有料版の2種類があり、無料版はパソコンにソフトウェアをインストールし、パソコン内の遊休能力(CPU/HDD)を提供することで、無料を実現しています。また、有料版はストレージ容量に伴って課金される形態を取っています。

  • サイボウズLive

ASP型で使える無料のサービスです。コラボレーションツールということで、個人の視点で見ると会社や社外やプライベートの利用で活用することができるサービスとなっています。

  • ナレジオン

グループウェアとしての基本機能に加えて、利用シーンに応じて使い分けることができる3種類のポータル機能を統合している点が特徴のサービスです。ASPでも使えますし、設置型としても利用が可能です。



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