総評

全体の総評

各社の総評

金額や使い勝手についてや、こんな人にフィットしているなどを各サービスごとに解説しています。

サイボウズOffice

もっとも誰でも利用しやすいグループウェアです。ご年配の方にも優しいインターフェイスだと思います。

また機能も分かりやすいようにしっかり作りこまれています。

ソフト販売のため、初期コストが高く、最初に買ってしまう意思決定が難しいところかもしれません。

また自社でサーバーをメンテナンスをしなければならないのが低コストで済むところでもあり、面倒なところかもしれません。

一般の普通の会社にフィットすると思います。

iQube

スケジュールの機能が少ないものの画面遷移が無く、使い勝手は非常に良いサービスです。

SaaS提供のため、月次でコストが済みますが、永続的にコストが一定程度、掛かってしまうのが難点になります。特に規模が拡大してくると高価になってしまうと思います。

少し機能を使いこなす必要がありますが、外部連携機能が一定程度実装されているため、代理店管理や業者管理にも使えるところがあるでしょう。

若い会社やベンチャー企業に向いているソフトウェアであると思います。

Google Apps

無料というのが最大の売りになります。

ただ、スケジュールソフトが使いにくいところが難点です。

数人程度までなら使い勝手は気にならないと思いますが、10人を超えてくると使いづらいところが出てくると思います。

ただスケジュールソフトの操作時のスピードは、3つのソフトの中でも一番速いです。

ITスキルが一定程度、全社員とも高くないと使いこなしにくいのではないでしょうか。

ファイルの外部共有など、使えるのなら自由度の高い設計になっています。

マーケットプレイスなどで、多くのアプリを追加することができますが、これらもスキルが必要といえます。

国際対応(各国語や時差対応や国民の休日など)が完璧になされているため、海外拠点を持つ会社にはこれが唯一且つベストの選択になるかと思います。

各視点における総評

1)社内のITスキル

○サイボウズ Office
低くても大丈夫

○iQube
一定程度低くても大丈夫

○Google Apps
高くないと難しい

2-1)コストについて(金額/人数によるグラフ)

【キャッシュアウトコスト】
○サイボウズ Office
規模が大きいほど安い

○iQube
一定比率のまま上昇

○Google Apps
無料(50IDまで)

【サーバー代等のコストを付加】
○サイボウズ Office
規模が大きいと安いが、一定程度高い

○iQube
一定比率のまま上昇

○Google Apps
無料(50IDまで)

2-2)コストについて(金額/時系列によるグラフ)

○サイボウズ Office
初期のみ

○iQube
継続的にかかる

○Google Apps
無料(50IDまで)

3)スケジュール機能のみの利用度

利用において、実際一番重要と思われます。比較の際にも重点的にチェックをしましょう。

○サイボウズ Office
使い勝手良い・多機能

○iQube
使い勝手良い・多機能

○Google Apps
使い勝手悪い・多機能

4)情報を蓄積させていく機能としての利用度

○サイボウズ Office
少機能・大量のデータを扱いにくい

○iQube
多機能・大量のデータを扱いにくい

○Google Apps
多機能・大量のデータを扱いやすい

5)社内コミュニケーションを活性化させる機能としての利用度

○サイボウズ Office
出来ない

○iQube
出来る

○Google Apps
出来ない

各グループウェアの詳細

下記リンクから各メーカーサイトへ移動出来ます。各製品へのお問い合わせは販売メーカーにお問い合わせ下さい。

提供会社 サイボウズ ソーシャルグループウェア グーグル
販売形態 設置型 ASP・SaaS型 ASP・SaaS型
製品ページ 製品ページへ 製品ページへ 製品詳細ページへ
デモ・無償トライアル版 デモ
無償トライアル版申し込み
 
無償トライアル申し込みへ 申し込みへ

機能比較表まとめ

ファイルの共有
タスク管理
電子稟議書や業務のフロー化
社内マニュアルの構築
アドレス帳の共有
スケジュールの共有と設備予約
勤怠管理
プロジェクトの管理
掲示板の利用
ユーザーとグループの管理
メール・メッセージの管理
電話・伝言メモ
各種報告書の管理
業務ポータル(進捗確認)

利用シーンごとの比較

iQube(ファイル)

総評

ツリー構造のレイアウトや、画面移動せずに対象ファイルやフォルダを選択できる操作性は非常に使い勝手が良いです。他社と比較しても、格段に洗練された操作性を実現していると言えます。

一方で、管理機能に関しては他社に劣る部分があります。バージョン管理や編集ロックなどに対応していなく、更新頻度が高いファイルをやり取りするには不便です。

また、ファイルのアクセス権限も他社製品と比べて自由度が低く、フォルダごとに権限を設定出来ないので、組織内のユーザーが増えるにつれて、自由にフォルダを作成できないことがボトルネックになってくるかもしれません。

ユーザーの操作

ファイル機能のユーザーの操作方法を見ていきます。

ファイルの操作

ファイル機能のトップページは下記のようなレイアウトになっています。

通常のパソコンのエクスプローラのようなビューでファイルを操作できます。グループウェア内で作成された各グループごとのフォルダが自動で作成されています。ファイルの閲覧画面では自分が閲覧可能なファイルのみが表示されます。※ファイルの閲覧権限はグループ内のユーザーのみに付与されます。

ツリー構成のフォルダをそのまま開き中のファイルを選択することができるので、画面移動がなく使いやすいです。

ファイルを選択すると、その詳細情報が右に表示されます。詳細情報には下記の項目があります。

  • 作成者
  • サイズ
    ※最大50MBまでアップロード可能
  • DL数
    ユニークユーザーではなく、ダウンロードされた回数を表示。
  • Good Job!数
  • コメント数
  • 作成日時
  • 作成グループ
  • みんなのタグ
他のビュー

全てのファイルを一覧(リスト)表示するビューです。ダウンロード数、GoodJob数、コメント数、作成日時、作成グループ、作成者でソートすることが可能です。

ファイルの閲覧(ダウンロード)

目的のファイルを選択後、画面右上部のボタンからファイルのダウンロードが可能です。ブラウザからのダウンロードが始まります。

ファイルのアップロード

ファイルをアップロードしたいフォルダを選択した状態で画面下部のからPC内のファイルをアップロード出来ます。

  • ファイル選択
    ※最大50MBまでのファイルをPC内から参照し、選択します。
  • タグ
    検索時などに有効なタグ付けが可能です。
  • クロストラックバック
    他のコンテンツとファイルを関連付ける(お互いに参照リンクを設置する)ことが可能です。

フォルダの作成・編集・削除

フォルダを作成(編集)したいフォルダを選択した状態で、画面下部のアップロード項目(タブで切り替え)から操作出来ます。

  • フォルダの作成
    選択フォルダの下に任意のフォルダを作成できます。
  • フォルダ名変更
    選択しているフォルダの名前を変更できます。
    ※親フォルダ(グループ名)は変更出来ません。
  • フォルダ削除
    選択しているフォルダとその中のファイル/フォルダを一括で削除します。
    ※親フォルダ(グループ名)は削除出来ません。

ファイルの編集

編集したいファイルを選択し、画面右の編集ボタンをクリックするとファイル名の編集、画面下部では、コメントやタグの追加が可能です。

また、ファイルをドラッグ&ドロップで、他フォルダに移動することも可能です。

ファイルの共有

共有したいファイルを選択し、ファイルの詳細画面の知らせるボタンをクリックすると、iQubeのメッセージ機能を通じて、他のメンバーにファイルの在処を知らせることが可能です。

また、ファイル階層の下には、各ファイル固有のURLが表示されています。このURLをE-mailなどを通じて、他ユーザーに共有することも可能です。
URLを利用すれば、メールサーバーの容量も抑えることもできます。更に万が一外部のユーザーや、閲覧権限のないユーザーにURLが渡ってしまっても、閲覧可能なユーザーアカウントでログインしない限りアクセスが出来ないので、添付ミスなどの情報漏えいを防ぐことが可能です。

ファイルの検索

iQubeでは、検索の詳細オプションから、ファイル内の文字も検索することが可能です。Word、Excel、PowerPontなどのOfficeファイルやPDFファイルの場合はファイル内の文書も検索しますので便利です。
ファイルに設定したタグを元に検索することも可能です。共通のタグを指定してコンテンツを横断的に検索することも可能です。

検索結果一覧画面では、各ファイルのファイル形式をアイコンで表示することにより、ファイルの検索が容易になります。もちろん、ファイルの種類や、その他の詳細情報でソートもできます。

未読ファイルの確認

新しくファイルが更新された場合は、ホーム画面で未読のファイルを確認することが可能です。新たにファイルがアップロードされた場合に表示され、ダウンロードをするとホーム画面から消えます。
ホーム画面には最大10件までの未読ファイルを一覧表示でき、ユーザーごとに表示期間も設定出来ます。

管理者の操作

閲覧権限

iQubeでは、フォルダごとにファイルのアクセス権限を指定することはできません。アクセス権限を付与するには、グループ(プロジェクト・連携グループ・サークルタイプでも可)を作成する必要があり、グループ内のユーザー全員に閲覧権限が与えられます。

作成・編集権限

グループの管理者(各グループにつき1名設定可能)の設定画面からグループにおけるユーザーの作成・編集権限を変更することが可能です。作成権限のないユーザーは閲覧(ダウンロード)、コメント・タグの追加のみが可能になり、ファイルやフォルダの作成(アップロード)権限はなくなります。

コンテンツの管理

管理者ユーザーであれば、管理者メニューから組織内で作成された全てのファイルとフォルダの閲覧・編集が可能です。グループの管理者は、グループ内で作成されたファイルとフォルダに対して同様に作成・編集権限が与えられます。

サイボウズ Office(ファイル管理)

総評

サイボウズ Officeは他社と比べても、ファイルのデータに関して細かく管理・運用が可能な機能が充実しています。データを失わないように、バージョン管理、復元機能、ロック機能などが実装されています。

その反面、共有設定や情報の活用(検索など)の面においては他社と比較しても劣るでしょう。レイアウトも他社と比べて圧倒的に見づらく、不便に感じます。

組織の規模がある程度大きく、データの管理を厳重に管理者が把握擦る必要がある場合には力を発揮しますが、小規模の組織にはあまり意識する必要もないかもしれません。

ユーザーの操作

ファイル管理画面

ファイル管理のトップ画面では、アクセス権限のある共有フォルダと、個人で作成した任意のフォルダの一覧が表示されます。左にはツリー表示で現在閲覧しているフォルダが確認出来ます。

ファイルの追加

ファイルを追加したいフォルダを選択した状態で「ファイルを追加」ボタンをクリックします。

  • 登録者
    登録者の登録時のグループを選択出来ます。※作成されるフォルダとは関係ありません。
  • ファイル
  • タイトル
    ファイル名以外にも、別のタイトルを登録することが可能です。別のファイルと置き換えた場合など、タイトルは変わらないので便利です。
  • 位置
    前の画面で選択していたフォルダの中にファイルをアップロードします。
  • バージョン管理
    バージョン管理を利用すると、ファイルが更新された場合でも、指定の世代数まではさかのぼって古いファイルを閲覧したり復元することが可能です。
  • メモ

フォルダの作成

ファイルの追加と同様に、ファイル管理のトップ画面から「フォルダの作成」を選択します。

  • フォルダ名
  • 位置
    前の画面で選択していたフォルダの中に新たな下層フォルダを作成します。
  • メモ

ファイルの閲覧

ファイル管理の画面で指定したフォルダ内のファイルを閲覧することが可能です。

タイトルまたは詳細を選択することでファイルの詳細情報へ移動出来ます。ファイル名を選択すると、ブラウザからファイルのダウンロードが自動で開始します。

ファイルの更新

アップロードしているファイルを更新した場合は、ファイルの更新を選択して再度ファイルをアップロードします。任意のコメントを残すことも可能です。全く別のファイル(ファイル名が変わっても)に変わっても更新出来ます。

更新したファイルや更新情報は更新履歴に残り、過去のファイルを復元することも可能です。これはバージョン管理機能を有効にした場合のみ有効な機能です。

トップ画面に通知

任意のフォルダを選択した状態でその他の操作から、更新通知を有効にすることが出来ます。更新通知が有効に設定されているフォルダで別のユーザーなどがファイルを更新した際に、トップページでファイルの更新が通知されます。
任意のファイルだけに設定できるので便利です。

管理者の操作

管理者の基本設定

ファイルにおいての管理者の設定可能項目を順に見ていきます。

一般設定

  • 一度に表示する履歴の件数
    1~20件の内から選択可能です。
  • 削除したファイルを保存する期間
    1日~10日間から選択可能です。
  • ロック機能
    同時に更新や編集などの操作をしてしまう可能性を避けるために、ユーザーがファイルの詳細を閲覧中は別のユーザーが操作出来ないようにロックします。
  • バージョン管理機能
    ファイルの情報を更新した際など世代管理をし、過去のファイルを復元することが可能になります。

アクセス権の設定

各フォルダごとにアクセス権や作成権限をユーザー単位から設定が可能です。

全員・グループ・ユーザー単位で、「閲覧のみ」または「閲覧・変更・追加・削除」権限を付与することが可能です。また、追加されていないユーザーは閲覧権限も剥奪され、機能ページにもフォルダが表示されなくなります。

ファイルのサイズ制限

サイボウズ設置サーバーの容量に依存する為、全体の容量は制限されていません。そのため、各ファイルごとの容量制限は自由に選択できる形式になっています。

  • 一般ファイルのサイズ制限
    512KB、1MB、3MB、5MB、10MB、無制限 から選択可能です。
  • 添付ファイルのサイズ制限
    256KB、512KB、1MB、3MB、5MB、無制限 から選択可能です。

ファイルの一括削除

任意のフォルダ内のファイルを一括で全削除することが可能です。

コラム

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